森永製菓株式会社の創業者
森永太一郎 生誕地
壱州屋跡(いけす割烹「山平」)
森永太一郎は慶応元年【1865年】6月1日にこの地で生まれました。生家は屋号を壱州屋(いっしゅうや)」という陶器と魚の問屋でした。太一郎の祖父、太兵衛(たへえ)の代は家が栄えていましたが、父の常資郎(つねじろう)の代になって、事業が振るわず、また明治3年【1870年】、太一郎が6歳のとき常飲郎が亡くなりました。家産は人手に渡り、母キクは太一郎を連れて実家の力武家(脇田町岩立)へ帰りました。
「壱州屋」の跡地に現在はいけす割烹「山平」が建っています。